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2015年11月23日 (月)

|行為者ー観察者バイアス|公平に見ないとアドバイスできない

「自分に優しく他人に厳しく」

多くのひとがとってしまう考え方です。

「他人に優しく自分に厳しく」は、
なかなかできるものではありません。

自分と他人を公平に見ることは難しいのです。


心理学には「行為者-観察者バイアス」というものがあります。

行為者-観察者バイアスとは、同じ行動であっても他人の場合は相手の性格や能力に原因があっての行動と考え、自分の場合は環境や運など自分以外に原因があっての行動と考えることです。


ざっくり言えば、
他人は「自業自得」、自分は「周りのせい」と考える傾向のことです。


たとえば、他人に対しては、
「Aさんは怒りっぽいので、いつもイライラしている」
「Bさんはいいかげんなので、机の上が汚い」
と考えます。

自分に対しては、
「悪いことが重なったので、イライラしてしまっている」
「仕事が忙しいので、机の上が汚くなってしまっている」
と考えます。


このバイアスは、程度の差はあれ誰にでもあります。

バイアスを無くすことは難しいので、こういった傾向があるのだと理解して、他人の行動を見る必要があります。


例えば、
部下を叱らなければなら場面のとき、
「自業自得」と考えると性格や能力の欠点ばかりに目が行ってしまいます。

本当に性格や能力に問題があるからの結果なのかはわかりません。
運が悪かっただけかもしれません。
だから、冷静になってそのときの部下の状況や行動を検証する必要があるのです。


他人に対し自業自得と考えると、どうしても厳しい言葉をかけてしまいます。
相手からすると「自分のことは棚に上げて」と考えて不快になります。

人格否定は人間関係が悪くなってしまう原因なので、言わないように注意しましょう。


ちなみに、
自分の周りのせい、運が悪かったという考え方は、気持ちが楽にはなり、ストレスを溜めにくいです。
心の病になりにくいのはメリットかもしれませんね。
ただ、周りの人にとっては堪ったものではないです。
また、同じ失敗を繰り返す可能性高いです。
やはり、ほどほどでないといけないですね。





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